行動ターゲティング広告ってどうなんですかね…。

こんな記事見ました。

「トラッキングは広告収益増に絶対必要」という思い込みを覆すオランダ国営放送局の事例

例えば、楽天とAmazonで…在宅ワーク用スタンディングデスクを探して…1時間弱の情報収集の上、気に入ったものデスクをAmazonに発注したとします。そうすると「スタンディングデスクを探していた…」としてしばらくの間、楽天の「スタンディングデスク推しの広告」が私を追い回すことになります。

確かに…「今この瞬間…何かをECで買うことを考えている人」の割合はそれなりに少ない…例えば1割だったとしたら、全配信的な広告を打つと9割はムダになる訳です。だから「商品ページを見た」人に限って追いかければ効率は良いはずです。1割興味があったとしても、刺さる広告表現をするのは難しいので実際に売れるのは…数%もいないはずです。

ただ、商品ページを見た人の中には…前述の例のように「1時間もしないで意思決定して購入済」な人も数多くいる訳です。仮に「もう買ったよ」「色々見て考えたけど買うのやめたよ」「なんとなく見てしまったけど興味ないよ」という人が9割、「すぐに買わなかったけど…広告見て思い出して…やっぱり買うことにした」って人が1割いたら…通常広告の何倍も効果があることになります。

でもそれって本当に効果があったんですかね…ほっといても買ってくれる人なんじゃないかと思う訳です。取りこぼし防止など背中を後押しする一定の意味はありますが、行動ターゲティング広告を出している人の一定数は、理解しないで数字だけで判断している気がします。

そういう意味で、この記事にあるように…コンテキスト型の広告が見直されるのは面白い傾向だと思います。

まあコンテキスト型も、ニーズに近いところに訴求する手法なので…新規掘り起しにつながらない場合もありますが…反応率だけを追うのではなく、仮説を持ってマーケティングすることも大事だとつねづけ思います。