コラボレーションに便利な機能たち
同時編集って…不安ですか?
あまり同一ファイルを、複数の関係者で同時編集する…という経験をしている人は少ないかもしれません。しかしこんな話を数年前…大学生の長女と高校生の長男(当時)にしたら「そんなの今どき普通」と言われました。大人も負けずに慣れていかないといけないですね。
といっても、従来のファイル共有サーバーでは
同時に開いて保存すると…後から保存した方が勝つ(上書き保存され、先に保存した人の作業内容は消えてしまう)
誰かが開くとファイルがロックされて…閉じるまで誰も編集できなくなる
などの挙動が当たり前でした。Googleドライブでは、本当に同時編集が可能です。スムースな同時編集を実現するための便利機能もたくさんあります。
便利な機能たちをご紹介します。
このスライドを現在、誰が見ているか…確認できます。
誰がどのスライドを見ているか…確認できます。
誰がスライドのどの部分を編集しようとしているか…確認できます。
本スライドの過去の編集履歴を確認できます。
誰がいつどこを編集したのか…確認できます。
過去のバージョンに戻すこともできます(もちろん、いつ誰が戻したかも確認できます。戻す前に戻すこともできます)。
バージョンに名前をつける(「初版」「改訂版」「Ver. 2.1」など)ことができます。
承認リクエストを送ることができます。
「上司に確認依頼し承認記録を残す」などに使えます
「承認依頼時に編集ロックし内容を確定させる」「上司だけは編集可能とする」などの設定もできます。
現在ファイルを見ている人たちの間でチャットをすることもできます。
⑤の場所にチャットスペースが表示されます。
現在ファイルを見ている人たちの間でWeb会議(Meet)を始めることもできます。
コラボレーションする人の追加、削除ができます。
閲覧のみ、閲覧+コメント、編集あり…3つの権限を設定できます。
権限に有効期限を設定することもできます。
スライドのページやオブジェクトに対してコメントを書くことができます。
コメントを誰かをメンションして割り当てたり、解決済みのステータスに変更したりできます。
これだけあれば、コラボレーションで困ることはなさそうです。関係者が増えれば増えるほど、効果的な働き方です。
しかし「MS365で作った…ExcelやPower PointをGoogleに持ってくると…レイアウトが崩れる」場合があります。
この現象はある程度までは回避できるのですが…それは別の記事で紹介していこうと思います。