Teamsが大幅な機能アップを予定しているそうです。
この…大学の教室のような見え方をするTogatherモードでパフォーマンスが上がるってホントかよ…と思いましたが、
マイクロソフトが行った調査で、「通常の分割表示よりもTogetherモードを使用した方が、リラックスしていて、脳の疲労も少ないとの結果を得た」とラニアー氏。
リモートワークはここまでリアルに近づく ── マイクロソフト「Teams」大幅アップデートを発表
また、Togetherモード利用者の行動を観察したところ「他の人にもっと注意を払う、自発的にカメラをオンにする」といった変化が見られたとのこと。ほかに「会議の内容、発言内容、大きな会議に誰が出席していたかを思い出すことができる」といった効果もあったという。
確かに…Web会議って疲れるんですよね。自発的にカメラをONにしたり、出席者を記憶したり…という効果はありそうですね。ちょっと試してみたくなりました。
TeamsがZoomに差をつけられる原因となっているブレイクアウトルーム機能の追随は規定路線でしたが、個人的には、自動議事録作成機能にすごく期待しています。
数年前に、AIの音声の文字変換を使って自動議事録を作れないものか…と挑戦したことがありました。その時は会議室に集まっての会議で、録音した音声から議事録を起こす…というテーマでした。その時に一番困ったのは「誰が発言したか…の判定が難しい」ということでした。
Google HomeにはVoice Match機能で発言者を聞き分ける機能がありますが…(かなり賢いとは思うものの)精度はまだまだです。我が家では…私と息子(高1)は聞き分けますが、妻と娘(大2)をよく間違えます。
一番簡単な解決方法は、「全員がマイクで話す」ことで、録音元を分けることなんですが…
- 会議室に集まってるのに、全員がちゃんとマイクを持つって…面倒
- 位置や使い方に気を付けないとハウる
- 誰がどのマイクを使ったのか、登録するのが面倒
などの問題がありました。でもWeb会議ってこれら…全部解決してるんですよね!そしたら議事録はかなり簡単にできる気がします。しかもマイクだけじゃなくてPCもみんな別々なので分散処理による負荷軽減なども考えられますよね。画期的な解決かも。
ただ、この議事録取得法は「全員リモート」であることが前提になります。
世の中の実態として「会社の会議室に数名+リモート参加者」など…従来の会議室同士をつなぐテレカンに個人参加を加えたようなWeb会議が多いように感じます。ただこれって以前のblogで書いた、情報格差を生み出す原因にもなる訳ですし…あえて全員…自席なり自宅からリモート参加する方が良い!と割り切るのも手だと思います。
Web会議があらゆる意味でリアル会議を超える日は…意外と早くくるのかもしれませんね。