IT Mediaでオンプレ回帰の記事があったので読んでみました。
海外でオンプレ回帰が微増している理由が3つ挙げられています。
- セキュリティ
- コスト
- パフォーマンス
大抵のユーザー企業は、クラウド(本記事ではAWS、GCP、Azureをイメージしています)を使った方がセキュリティレベルは上げられるし…オンプレの方が安全になるというのは、ちょっと安直な考えですよね。
しっかり自力でコストかけて、セキュリティ対策をやりきり維持できるような会社だけが、主張できる意見かと思います。
コストも記事中のDropBoxのような規模にならないと…オンプレの方が安くなることは、ほとんどないかと思います。
パフォーマンスに関しては、かけるコストとのバランスになりますし…オンプレミス環境を置くiDCへの回線は共用な部分もありますし…爆発的にコストかけないと、クラウド以上のパフォーマンスは維持できないと思います。
記事中に
海外企業がオンプレに戻ってきているからといって、クラウド移行の流れを緩めるようなことになれば、周回遅れなのにトップを走っているような気分になるものだろう。
海外で進む「オンプレミス回帰」 その背景に何があるのか
とありますが、その通りだと思います。まずはパブリッククラウドをフル活用してから考えることかと