スクラム界隈で話題だったり、LIGさんも活用されているようですし、昨今の需要増もあって増資したらしい…Miroを試してみました。
ググると…
なんて記事はたくさん見つかりますので、私としては「Scrumで使えそうかどうか」という観点に評価してみたいと思います。
料金プランは4つあります(2020/5現在)。ざっくり解説すると…
- Free:無料
- ボードは3つまで
- Team:1人10$/月(年契約だと$8/月)
- Jira、Confluence、Asanaとの連携可能
- オンライン会議用のVideo Chat、Timer、Voteツールが使える
- Business:1人16$/月(年契約のみ)
- SSO対応
- Enterprise:応相談
- 監査ログ、ホワイトリスト、細かい権限管理、MSAサポートなどのセキュリティ対応
- プレミアムサポート
大企業ニーズも抑えていて、いい感じです。Teamの機能を試したいところですが…まずはFreeで十分使えそうなので、試してみます。
サインアップは、ソーシャルログインできるので…チーム名と自分の立場を答えて(英語)、チームメイトの招待をスキップすればすぐに使えます。Kanbanのサンプルがあったので貼ってみました。

なんかすぐに使えそうですが、画面の上部に「デスクトップアプリを入れてMiro!」って出てるのでインストールしてみます。自分はSurface Goを使っているので、Windows64bitとWindows Tablet…どちらにすべきか悩みましたが、前者にしました。ってかSurface Hubにも対応しているみたいです。

まず、このKanbanで使ってみたんですが…
- 正しいステータスの欄に自動で位置調整されて入る
- タグがはれたり、タスクを個人にアサイン出来たりする
とまぁ、良くできてはいるんですが…これなら、Jira SoftwareやAsanaやTrelloで良い気がします。私がMiroに期待しているのはこういうことじゃないんだよなぁ…。
ってことでAgile Boardというテンプレをベースに自作します。

まずはベタにボードを作りました。
アナログ風に、中途半端な部分に付箋を貼れるのも、良い感じです。
複数の付箋を一度に選択して移動させるなど…デジタルの良さもあります。

ステータスを増やすくらいは、Trello的なツールで出来ますが…
改善や緊急レーンを増やしたり、物理的な幅でWIPの量を制限したり、小さい付箋でタスクを割ったり…アナログならではの工夫もできて、すごく便利そう!
個人的には…
- Planning Pokerはどうやる?ポイントはどう書く?
- KPTボードは作れるけど「みんなで書いてから、順次貼る」あの流れは再現できるのか?
などは気になりましたが、リモートならではの方法を考えるべきなんでしょうね…。妙案思いついたら、本blogで紹介したいと思います。
ってか、ZoomとかGoogle Meetとかに「ビデオ会議しながらPlanning Pokerする機能」とついたらいいのに…(笑)
ってことで、色々(自分自身への)宿題はあったものの、miroはOnline Scrum Boardとしても…興味深いツールでした!